よく聞く話として、「映画で英語を勉強するのは方言、スラングなどが多く映画で学習しないほうがよい」と云う話をきくことがあります。
ほんとでしょうか。
「留学すると留学した先の方言やスラングがみにつくので留学はしない方がよい」こんな話はあまり聞きませんね。
つまり、生きている言葉を学んではいけないなんてそんなおかしな話はありません。
社会人としてりっぱに通用する人ならば、何がよくて何が悪いのか分別がある訳で、余計なお世話というところです。 そもそも知らなければ良いか悪いかすら分からないとこになります。
生きた英語を学ぶには米国や英国どこであれ現地に住むしかないでしょう。 仕事や留学で英語母国圏に住めれば良いのですが、そうでない人にとっては、感情や情緒、日常生活のことばやものの言い方など、良い悪いを含めて学べるのは映画やドラマしかないでしょう。
映画で英語を学ぶ会をつくりました。 リンク参照してください。
映画で学ぶ会
千葉市のオープンな英会話サークルです。
英語の広場
船橋市のオープンな英会話サークルです。
英会話サークル船橋クラブ
2009年6月9日火曜日
ピアノコンクール優勝の辻井さんと英会話の学習
辻井さんのピアノの習得から英会話の学習の秘訣をますます確信しました。
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した全盲のピアニスト辻井伸行さんのテレビニュースで、辻井さんのビアノを教えた人が、初めての曲は音符が見えないため全盲の辻井さんに録音した曲を聴かせて憶えたと云うことです。 それでも曲が極端に速い音については聞いても音が分からないため、ピアノでゆっくり弾いて何の音かを教えてそして憶えたと云うことです。
以前のブログで「知らない言葉は何度聞いても分からない。」と云いましたが、音楽も音の一つ一つを聴き分けられない程早い部分については何回聞いても分からないものは分からないとのことです。 それでも一度一つ一つの音が何であるかを知れば次に速いスピードで聞いても一つ一つの音が認識できると云う分けです。 これは脳が聴覚だけの情報では満たすことが出来ないとき知識としての情報を不足の部分に補って聴覚情報を完璧なものにすると云う脳の優れた能力です。 とくに耳からの情報だけの日常の会話などはこの傾向が強いようです。
このことは英会話の学習でよく経験することがあります。 一つ例をあげると、ブラッドビット主演の「ジョーブラックによろしく」と云う映画をDVDで見ていた時に、最後のシーンでブラッドピットが演じる主人公に恋する娘が、死神の時に知っていた主人公が別な本来の愛する人であることを確かめるように、小さな声でささやくように "I wish you could've known my father"と問いかけて、主人公が "me too"と答えて安堵するとこがあります。 何回聞いても "I wish you could know my father" としか聞こえません。 しかし、前後関係、時系列関係からおかしいと思い字幕をチェックしたところやはり "I wish you could've known my father"と書いてありました。 そこで気を取り直して聞き直したところはっきりと"could've"と"known"が聞こえてきました。
本当は聞こえていないのに脳がその空白を埋めたようです。
なぜ脳が空白を埋めたかと云うと、本来の意味、聞こえなくても発音しているので聞こえないところが言葉と言葉のリズムと間合いで聞こえない空白があり、適切な語を脳の知識から補足していると考えられます。
だから、言葉は「間」をふくめてリズムやイントネーションが大切な分けです。 特に会話ではこのことがとても重要です。 このことが分かると語句などはひと飲みで頭に入って来るようになるはずです。
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「英語の広場」 千葉市で活動の英語サークル
バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した全盲のピアニスト辻井伸行さんのテレビニュースで、辻井さんのビアノを教えた人が、初めての曲は音符が見えないため全盲の辻井さんに録音した曲を聴かせて憶えたと云うことです。 それでも曲が極端に速い音については聞いても音が分からないため、ピアノでゆっくり弾いて何の音かを教えてそして憶えたと云うことです。
以前のブログで「知らない言葉は何度聞いても分からない。」と云いましたが、音楽も音の一つ一つを聴き分けられない程早い部分については何回聞いても分からないものは分からないとのことです。 それでも一度一つ一つの音が何であるかを知れば次に速いスピードで聞いても一つ一つの音が認識できると云う分けです。 これは脳が聴覚だけの情報では満たすことが出来ないとき知識としての情報を不足の部分に補って聴覚情報を完璧なものにすると云う脳の優れた能力です。 とくに耳からの情報だけの日常の会話などはこの傾向が強いようです。
このことは英会話の学習でよく経験することがあります。 一つ例をあげると、ブラッドビット主演の「ジョーブラックによろしく」と云う映画をDVDで見ていた時に、最後のシーンでブラッドピットが演じる主人公に恋する娘が、死神の時に知っていた主人公が別な本来の愛する人であることを確かめるように、小さな声でささやくように "I wish you could've known my father"と問いかけて、主人公が "me too"と答えて安堵するとこがあります。 何回聞いても "I wish you could know my father" としか聞こえません。 しかし、前後関係、時系列関係からおかしいと思い字幕をチェックしたところやはり "I wish you could've known my father"と書いてありました。 そこで気を取り直して聞き直したところはっきりと"could've"と"known"が聞こえてきました。
本当は聞こえていないのに脳がその空白を埋めたようです。
なぜ脳が空白を埋めたかと云うと、本来の意味、聞こえなくても発音しているので聞こえないところが言葉と言葉のリズムと間合いで聞こえない空白があり、適切な語を脳の知識から補足していると考えられます。
だから、言葉は「間」をふくめてリズムやイントネーションが大切な分けです。 特に会話ではこのことがとても重要です。 このことが分かると語句などはひと飲みで頭に入って来るようになるはずです。
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「英語の広場」 千葉市で活動の英語サークル
2009年5月29日金曜日
英語の学習を安く効果的に
英語の習得に費用をあまり掛ける必要 はありません。 費用よりも努力の方がはるかに大切です。
英語を話す事につては先生について発音その他諸々習わないとしゃべることが出来ないし自信ももてないと考えている人も多いと思います。 受験勉強の英語で優秀な成績を積み上げてきた人でもそんな風に考えている人がいるかもしれません。 そんな心配をする必要はありません。
そんなに多くない英語の特徴と基本を身につけさえすれば、あとは単語・語句、文節、文を頭に入れてゆく努力次第と言うことです。 教材はちまたにあふれています。 「英語の特徴と基本」が身につけば文節や文が効率よく頭に入ってゆきます。 ここで言う「英語の特徴と基本」とは、次のことです。
・日本語と著しく異なる母音と子音の発音
・単語のアクセント
・単語が続くときのリエゾン
・意志や感情を表現するイントネーション
・文中のストレスポイントとリズム
それではリスニングはどうでしょうか。 リスニングの量は多ければ多いほど良いと云うのは当然ですが、次のことを知るべきです。
・知らない言葉は何度聞いても分からない。 抽象的なことや高度の知識レベルの物ほどこの傾向は強くなります。
・自分が発音出来ない言葉は正確に聞き取ることは出来ない。 反対に聞き取れない言葉は発音出来ない。
・上記に挙げた「英語の特徴と基本」が身についていない人は、早いスピード(ネイティブスピーカーにとっては普通)の話についてリスニングが出来ない。 人は音節の一つ一つを正確に逃さず聞いている分けではありません。 所々のポイントを聞き脳がその間を埋めていることが多いと云うことです。 もし語彙のみならず「英語の特徴と基本」が無い場合は脳としてもその空白を埋めることが出来ず「?;*・???」状態になり何が何だか分からないと云うことになります。 つまり「英語の特徴と基本」が大事だと云うことになります。
次に話をすることについては、極端な話としては独り言でもある意味では十分といえますが、いささか緊張感が欠けることと生身の人間の反応が無いのが欠けている点です。 フリートークやディスカションを主体としたサークルを活用する方法が有効です。
よくある話として、「相手はネイティブでなければだめですよ」と云いますが、少なくとも学習レベルではそんな必要はありません。 次の点を見れば理解出来るはずです。
・発音の学習について :
- 基本的な発声については安価で優秀なマルチメディアの教材がまわりにたくさんあります。
- 単語の発音は、インターネットのweb辞典で音声がチェック出来るサイトがある。
- インターネットでABC、CNN、BBCのビデオをTV局の一流のアナウンスーの発音を何回でもくり返して聞くことができます。
・リスニングの学習について :
- インターネット、DVD収録の映画、ドラマ、ニースなどマルチメディアで教材に使えるものが豊富にあり正にネイティブ英語そのものです。
スピーキングについては、あとはどんどん話をするだけと云うことになります。 相手がネイティブであろうとなかろうと自分の考えや感情が英語で表現できれば良いのです。
英語の広場は千葉で活動の英語サークルです
英語を話す事につては先生について発音その他諸々習わないとしゃべることが出来ないし自信ももてないと考えている人も多いと思います。 受験勉強の英語で優秀な成績を積み上げてきた人でもそんな風に考えている人がいるかもしれません。 そんな心配をする必要はありません。
そんなに多くない英語の特徴と基本を身につけさえすれば、あとは単語・語句、文節、文を頭に入れてゆく努力次第と言うことです。 教材はちまたにあふれています。 「英語の特徴と基本」が身につけば文節や文が効率よく頭に入ってゆきます。 ここで言う「英語の特徴と基本」とは、次のことです。
・日本語と著しく異なる母音と子音の発音
・単語のアクセント
・単語が続くときのリエゾン
・意志や感情を表現するイントネーション
・文中のストレスポイントとリズム
それではリスニングはどうでしょうか。 リスニングの量は多ければ多いほど良いと云うのは当然ですが、次のことを知るべきです。
・知らない言葉は何度聞いても分からない。 抽象的なことや高度の知識レベルの物ほどこの傾向は強くなります。
・自分が発音出来ない言葉は正確に聞き取ることは出来ない。 反対に聞き取れない言葉は発音出来ない。
・上記に挙げた「英語の特徴と基本」が身についていない人は、早いスピード(ネイティブスピーカーにとっては普通)の話についてリスニングが出来ない。 人は音節の一つ一つを正確に逃さず聞いている分けではありません。 所々のポイントを聞き脳がその間を埋めていることが多いと云うことです。 もし語彙のみならず「英語の特徴と基本」が無い場合は脳としてもその空白を埋めることが出来ず「?;*・???」状態になり何が何だか分からないと云うことになります。 つまり「英語の特徴と基本」が大事だと云うことになります。
次に話をすることについては、極端な話としては独り言でもある意味では十分といえますが、いささか緊張感が欠けることと生身の人間の反応が無いのが欠けている点です。 フリートークやディスカションを主体としたサークルを活用する方法が有効です。
よくある話として、「相手はネイティブでなければだめですよ」と云いますが、少なくとも学習レベルではそんな必要はありません。 次の点を見れば理解出来るはずです。
・発音の学習について :
- 基本的な発声については安価で優秀なマルチメディアの教材がまわりにたくさんあります。
- 単語の発音は、インターネットのweb辞典で音声がチェック出来るサイトがある。
- インターネットでABC、CNN、BBCのビデオをTV局の一流のアナウンスーの発音を何回でもくり返して聞くことができます。
・リスニングの学習について :
- インターネット、DVD収録の映画、ドラマ、ニースなどマルチメディアで教材に使えるものが豊富にあり正にネイティブ英語そのものです。
スピーキングについては、あとはどんどん話をするだけと云うことになります。 相手がネイティブであろうとなかろうと自分の考えや感情が英語で表現できれば良いのです。
英語の広場は千葉で活動の英語サークルです
2009年5月22日金曜日
英語の発音と内容/よくある議論
ホントでしょうか! 英語の発音について、発音なかんよりも内容が肝心だ、と云う主旨の意見をよく目にすることがあります。
概要としては、「世界で活躍する人は己の母国語の発音で堂々と仕事をしているではないか。 日本人でも世界的に日本語の発音なまりでも英語で活躍しているではないか。」と云うお話です。
気持ちはわかりますが、かなり乱暴な議論ではないでしょうか。 内容が問題である、と云うことは基本的には議論の余地の無い話です。 本来英語の発音と内容は比較してどちらが大切か等と争うべき物ではありません。 乱暴な議論をするなら、発音がより適切で、内容がより優れている事がいいに決まっています。
発音の仕方が気になり言いたい事が十分に言えないなどというのはもちろん論外です。 自身の発音が気になって言いたいことも言えなかったとしたら、それこそ未熟の証です。 たとえて云うなら、楽器演奏者が音楽の表現よりも手の動きに気を取られていたとしたらとても公の演奏にはなりません。
内容がしっかりしていれば発音にはあまりこだわらなくても良いのでは、と云うのも結構説得力があります。 たしかに、世間的に人格に優れて社会的に名声のある人が、公式の場で "Please sit down" と云うつもりだったのが "sit"をシット と発音しても誰も笑う人はいないはずです。 なぜなら、状況から判断して "シット down" はあり得ないことで、まして人格優れた人がわざとそんな変なことを云うわけが無く、外国人が話しているのだから発音が悪いのだとみんなで理解してもらっていると考えるべきです。
なにはともあれ、無意識に少しでも正しい発音が出来るように努力するに越したことはありません。 これもまた議論の余地がないはずです。
「英語の広場」 千葉市で活動の英語サークル
概要としては、「世界で活躍する人は己の母国語の発音で堂々と仕事をしているではないか。 日本人でも世界的に日本語の発音なまりでも英語で活躍しているではないか。」と云うお話です。
気持ちはわかりますが、かなり乱暴な議論ではないでしょうか。 内容が問題である、と云うことは基本的には議論の余地の無い話です。 本来英語の発音と内容は比較してどちらが大切か等と争うべき物ではありません。 乱暴な議論をするなら、発音がより適切で、内容がより優れている事がいいに決まっています。
発音の仕方が気になり言いたい事が十分に言えないなどというのはもちろん論外です。 自身の発音が気になって言いたいことも言えなかったとしたら、それこそ未熟の証です。 たとえて云うなら、楽器演奏者が音楽の表現よりも手の動きに気を取られていたとしたらとても公の演奏にはなりません。
内容がしっかりしていれば発音にはあまりこだわらなくても良いのでは、と云うのも結構説得力があります。 たしかに、世間的に人格に優れて社会的に名声のある人が、公式の場で "Please sit down" と云うつもりだったのが "sit"をシット と発音しても誰も笑う人はいないはずです。 なぜなら、状況から判断して "シット down" はあり得ないことで、まして人格優れた人がわざとそんな変なことを云うわけが無く、外国人が話しているのだから発音が悪いのだとみんなで理解してもらっていると考えるべきです。
なにはともあれ、無意識に少しでも正しい発音が出来るように努力するに越したことはありません。 これもまた議論の余地がないはずです。
「英語の広場」 千葉市で活動の英語サークル
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